月別アーカイブ: 2009年4月

プリシジョン・スタジオにて

先日土曜日の午後に、クリニック1階のプリシジョン・スタジオで第1回の健康体操教室が開かれました。プリシジョン・スタジオではパワーリハビリテーションだけでなく、いろいろなやり方で皆さんの心身の健康をパワーアップしようとバラエティのある催しを計画しています。今日はその第1弾。

 

パワーリハ隊長である「ポジティブ・ライフ」君の先輩で体育大学出身の魅力的な女性インストラクターをお招きして1時間、ストレッチを中心にいろいろな要素を入れてエクセサイズをおこないました。最初ということで定員は10人にしぼらさせていただいたのですが、すぐ満員になり、後から申し込まれた方にはご迷惑をおかけしました。今のところ月に2回の予定ですがもう少し増えると思います。また懲りずに是非ご参加の申し込みを。お待ちしています。

 

参加された方の平均年齢は70歳以上でしたが皆さん熱心で、とてもいい雰囲気でした。動かしているようでも全身の中で使っている筋肉と使っていない筋肉との差は大きく、そのアンバランスが姿勢や歩行状態を悪くします。パワーリハもそうですが、全身の筋肉を満遍なく動かすことは、しんどい筋トレをすることよりもはるかに有効なことが多いのです。

 

ヨガで使うアンビエント・ミュージックが流れる中、陽の差し込むスタジオでエクセサイズされている皆さんの背中からは快適なオーラが漂っていました。こういったことの繰り返しがスタジオにもオーラをつけることになるのだろうなと思いました。

 

新しくボクセサイズもプログラムに考えています。新しいプランの広報はホームページや、外来、鍼灸、パワーリハ室に置いてあるパンフレットなどで行いますので、皆さん注意しておいてくださいね。乞うご期待です。

 

皆さん、グッドです。

スピーチ・パワー

 

通勤するとき、多くはCDをかける。でも時々、時間帯が合えばテレビを受診する。ほとんどの場合がニュースだ。運転中は画像が出ない。音、声だけが聞こえるわけだが、最近のニュースで登場する多くの日本の政治家諸氏の声、喋り方はどうも全く魅力的でない。まあ勿論、内容もだが。

 

電話で話すと、実際に顔を合わせるよりニュアンスの違いを感じとりやすいのは、みんな気がついていると思う。声のもつ表現力はかなり深い。

 

政治家というのは自分の思想、考え方を他人にアピールすることが、仕事の大きな部分だと思う。欧米の政治家を見ていると、言葉、言い回しもそうであるが、やりすぎじゃないかと思うくらいスピーチする技術に重点を置いているのがわかる。これは言葉による説得が基本となっている国々においては全く基本的な学習項目なのだろう。

 

日本は基本的に「あ、うん」の国である。行間を読むのが大事で、弁舌爽やかというのはむしろ批判の対象となることもある。そういうのはわからないことも無いが、その活躍する場所によるな。政治は明らかに的確で魅力的な言語能力を発揮すべき場所であろう。

 

時々弔辞で、大変内容のある、そして見事な表現力の方を見ることがある。人の最後を送るという、そのある種緊迫した状況がそうさせるのだろう。政治の場においても、それくらい覚悟を持って毎回スピーチすべきじゃないのかね。

 

政治家諸氏に負けず、私もスピーチ能力を磨きたいものであります。

 

最近はやはりこの人ね。

コールド・チェリー

 

もう4月になってしまった。桜である。

 

桜に関して考えてみると、結構思い出があるなぁ。

勤務していた病院の近くを流れている川べりに有名でないのが信じられないくらい見事な桜並木があり、そこで寝転がって青空を見ていた日。雨上がりのライトアップされた桜並木を自転車で駆け抜けた夜。学会で行った、桜とピンクの照明で景色全部がピンクピンクしてた京都の夕方。

 

花見の頃はだいたい寒い。風邪も多い。今日も東京では満開とニュースが言っていたが、朝の気温は10℃をきっていた。最近チラチラ見るのだが、僕自身は車をオープンにする気にもならない。おいおい、どうした?

 

選抜も終わると、いつもそろそろ始まりだなーという気になっていた。新学期なのだ。もうそういう年ではないのだが、気持ちとしては変わらず新学期といきたいところだ。

 

そのためにはまずはオープンにすることだな。明日はジャケットを持って車に乗ろう。やるぞー(と気張るほどのことでもないか。でもな)。

 

夙川はまだ3分咲きです