診察待合室が少し模様替えした。といっても気に入っている絵を複数枚かけただけなのだが。だがスタッフがうまくかけてくれたおかげで久しぶりに来た患者さんが「きれいになったんですねー」と言ってくれた。わずかのことでも印象が変わる。おお良かったなー。甲斐があるよ。
大学で学生さんを相手に話している時、何が一番いやって反応が希薄な時ほどやる気のなくなることは無い。今はポリクリといって臨床実習の小グループが相手なのであまりそういうことはないが、大学勤務時に100人に対して講義室で授業を行っていたときは、笛吹けど踊らない相手に無力感に襲われ講義の出来が大いに左右された。といっても必ず聞いている学生はいるのでいい加減にはできないのだが。
コンサートと同じで聴衆がノルと演者も相乗効果で盛り上がる。単にうなずいてもらうだけでもいい。笑ってもらえれば1000人力だ。自分が聞いている立場の時は意識しないがやってるほうはナーバスなのである。
だからほんの少しのことにでも反応することはとても大事なのだ。レスポンスすること、それで社会は成り立っている。愛情の反対語は嫌悪でなく無視なのである。必ず返答を返すこと、思っていることを伝えること、それができてこそ大人でござるよ。
実物はもっとビューティフル
気付いて下さった患者様がいらっしゃったんですね。感激です。一応、お出迎えした際に新芽の元気を、お帰りの際にはお花でお見送りをというコンセプトで配置したのですが・・・。
これからも患者様が少しでもリラックスできる空間作りに努めたいと思います。