最長不倒距離の老女

 デイケア創立当時からの利用者さんで、9年間通われており現在92歳。認知症対応型のデイサービスに変わったが今でも週6日通われている。最近老衰が目立ってきた。どこと言ってデータ的には悪くは無いのだが(認知症は重度で依然わかった僕のことも全然認識できない)、姿勢の変化で血圧が大きく変化するし、若干昼夜逆転が出てきて、午前中のデイサービスでは眠っていることが多くお昼から少し元気になる。

 最近衰弱が進行しているし、送迎で帰って疲れさせているのではないか、がっくりとして眠っている姿を見ると家でいたほうが幸せなのではないか、とデイサービスのスタッフが悩んでいたので、ご家族と話し合いを持つことになった。

 「そんなご心配はなさらないで下さい。家では元気で時にはあったことを話してくれる事もあります。本当にここに来ているからまだ生きているんだなぁと今日も主人と話しました。いつどうなってもおかしくないのはわかっているし、ここで最期を看取っていただければ本当に幸せだと思います。」

 朝ウトウトしていても、○○クンが迎えに来るよ!と言えばカッと目を見開くそうである。彼女が生きているのは本当にデイサービスがあることが大きく、家でずっと過ごしていれば衰弱の進行はかなり早いと予想できる。

 なんと素晴らしいことか!生きる支えになっているのである。家族の方にも安心という大きな力を与えている。デイサービス冥利に尽きるよ。少し遠い離れで過ごしていただいてるつもりで、家族のようにこれからも彼女を支えような。

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