見かけによらず

 医学書は大概の教科書と同じく退屈です。眠れない夜は少しのアルコールと快適なベッドと医学書さえあれば10分もたず清らかな夢の世界へ・・・んー、なんでかなー。もう少し面白く書かんかい!と思ってる方も多かったのか最近読んで楽しい医学書がぼちぼち出てきました。

 「日常診療のよろずお助けQ&A 100」・・・なんてタイトル、なんて装丁でしょう。最悪です。しかし内容は素晴らしい。2人の救急の先生と1人の僻地の診療所の先生が書かれているのですが(やっぱり偉そうな先生はこんな楽しい本は書かんな)、本当に訊きたい、だけどあまり本には載っていないいけてる内容が、最新の文献を駆使しながらもユーモアたっぷりに書かれています。いい本です。こんな本を書きたいなー。

 難しいことを難しく話すのは簡単。簡単なことを難しく話す人も多いのですが、難しいことを簡単に伝えることが一番能力が要るし大切なことです。そうなりたいもんだと思ったのがひとつ。もうひとつは僕が好きなティム・ハーディンが歌っていた曲のタイトル、You can’t judge books by the cover 本の内容はカバーじゃわからないよ、人は見かけじゃないよってことを考えました。

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しかしダサいです。

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