黄金の雲

 今日、帰りの夕方に、車で高速を走りながらボブ・ディランを聞いていて、小雨なのに日が射して黄金色になっている空を見ていると、20代の頃を思い出した。

 僕が死んで(勿論)天国に行ったときに、むこうの手違いで「ごめーん、間違って10年はよ来てもうた!いつの時代でも10年分戻したるから言うてみ」と言われたら、僕は多分研修医がスタートした24歳からを選ぶと思う。

 過去を悔やむでなく、未来を憂うでなく、その時だけに張り付いて生きていた時期です。この時に医者は僕の天職という感覚が培われた。何をしても面白かった信じられない時期で、僕はラッキーだったと思います。

 小雨の降る黄金色の空を見ながら、今から楽しいことが待ってる、ワクワク・・・と思いながら運転していた頃は、ひょっとすると再現可能じゃないのかしらね。

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おめでたい人ね、と言われるのはわかってるって

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