裕次郎の教え

今のクリニックは僕の生家であった土地に建っています。

昔々、僕の家の前は日活の映画館でした。僕が物心ついた頃は石原裕次郎氏の全盛期で、わけの判らないままに母親に連れられて裕ちゃん主演の映画をゴマンと見ました。母親は大ファンであり、僕が生まれる前から映画を見ていたわけですから、胎教として日活の青春映画やギャング映画があったわけです。僕がこんなになったのはそのせいであり、僕のせいではありません。

で、裕ちゃんのことはなにかと耳にしていました。彼は僕より少し前の世代の方はご存知でしょうが、今のSMAP(すでにたとえが古いな)が10集まっても及ばないくらいの、圧倒的な人気がありました。共演した某女優さんが「彼が歩くと、そこだけサーと太陽の光がさしているような気がしました」と感想を述べていて、そうだろうなぁと思わず納得するくらいでした。

で彼は一般大衆だけでなくスタッフとか共演者とかにも好かれていたのですが、その彼がモットーとしていた3つのことを最近知りました。本当かどうかは知りませんが。

①誰の悪口も絶対に言わない

②誰かにしてあげたことはすぐ忘れる

③誰かにしていただいたことは決して忘れない、だそうです。

かなり素敵じゃありませんか。

①は長嶋監督もそうだったとよく言われてますよね。僕は②がとても気に入りました。せこくない、育ちがいいというのがよく出ています。で、なかなか出来ることじゃない。男前はこうじゃなくっちゃね。

見かけは全然及びませんが、せめて心意気だけでも裕次郎になりたいもんです。ねっ。

裕次郎の教え」への2件のフィードバック

  1. 夏海

    ② 私もとても気に入りました。
    これは忘れずに生きて行こう!です。

    〇〇してあげたのに・・・禁句ですね。

    それにしても、画像の裕次郎さん、めっちゃカッコ良いー(笑)

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  2. 着ぐるみ院長

    夏海さん

    コメント、サンキューです。

    裕ちゃん、カッコいいでしょー。若いときの写真を見ると
    本当にミラクルです。足、めっちゃ長い、笑顔、可愛すぎる。

    でも晩年はちょっと飲みすぎの顔でしたよね。
    年取っても若い奴の如く、「笑い顔、めっちゃカワイイ!」
    目指したいもんでござる。

    返信

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