先週の土曜日にスタッフを集めた、ちょっとした「お疲れ様会」がありました。幹事のK君、Hさん、お疲れ様でした。
クリニックの1階、「プリシジョン・スタジオ」にビールやらちょっとしたデリバリーの食べ物を用意して、宴会というよりもアメリカなんかでやるスタッフの内輪の誕生パーティみたいな感じでした。気分よかったです。
うちのスタッフは自画自賛するわけではないですが本当に感じのいい人が集まっています。僕としては彼らに、いい環境で楽しく仕事をしてもらいながら自己の才能をどんどん伸ばして欲しいと願っています。キャリアというか、職における自己向上を応援しているのです。
そのためにどうすればいいか?
勿論勉強をし続けること、それが基本なわけですが、それ以外に最近読んだ本の中に、僕が思っていたのと少し違うことが書かれていました。
向上のためには目標を定めそれに対して作戦を立て実行するのが王道と考えます。しかしKrumbolts先生は「キャリアの80%は予期しない偶然の出来事から形成される」という研究結果から、個人の特性に基づいて計画的にスキルアップするよりも、偶発的な出来事を能動的に活用できるよう準備を怠りなくするほうが、よりよいキャリア形成が可能であるという planned happenstance 理論を提唱しています。
そしてその偶然をチャンスに変えるのに必要なスキルとして、好奇心、持続性、楽観主義、リスクを取ることを恐れない、柔軟性の5つを上げています。ふーん・・・、それって、自分が忙しくても、人の嫌がる仕事でも、いつもニコニコしながら「あっ、それ俺(私)やります」といってくるような人じゃなかろうかね。
そう考えると納得できます。内田樹教授もこの前ブログの中で、「キャリアの扉にドアノブはついていない。自分から開くことは出来ない。しかしそれがむこうから開いたとき、前に立っているかどうかを決めるのが努力なのだ」と書いていました(原文が確認できず正確かわかりませんが意味はこの通りだったと思います)。前に立っているチャンスはニコニコタイプに多そうです。
広い心で興味を持って多くを受け入れること、大事だなぁと自戒。
先生おはようございます。
いつも楽しく拝読させていただいております。
キャリアの80%のお話。私も同感し、少しホッとしました。
ここ何年か自分のキャリアについて悩んでいます。会社でも上長から「どんな道に進みたいの?」と聞かれ続け、結構プレッシャー/ストレスになっています。
社会人になって16年ですが、振り返ってみると幾度となく転機がありました。でもそれは周りの先輩方のおかげで訪れたチャンスに対し「たいへんそうなほう」を選んできただけであり、自分で作ったものではないと思います。そして「3年前に予想した3年後」とは違った人生を歩きつづけており、「先はどうなるかわからない」ことも実感しています。
確かに今後のキャリアを決めることは大事なのかもしれませんが、今朝、先生のブログを読み、「予期せぬ出来事」に対応する能力を磨くことでいいのではないか、とも思いました。
少し、晴れました。ありがとうございました。
先日、第二子が誕生し、来月、2冊目の著書を出版する予定です。そして仕事は人事から広報に移りました。
これらも3年前には予想していなかったことでした。何でも新しいこと、目の前に現れたことにチャレンジしていこうと思います。
おお、segawa君、コメント有難う。
一番ふさわしい人からレスポンスをいただいた感じです。
「予期せぬ出来事」への対応力、君は十分かと思いますよ。
そして80%が「予期せぬ出来事」であったかもしれませんが、それを
チャンスとして捉えられるのは、心の中にちゃんと方向性が出来ている
からだと思います。船の舵はそちらへ向いている、風がどの方向から吹いてくるか、それは予想できないかもしれませんが、セールが捕まえれば、どこから吹こうが船はその方向に動くのです。
大局を決めよ・・・まぁ釈迦に説法ですね。
心よりお仕事の成功を祈っております。
実に興味深いお話ですね。
常に迷走中な私ですが、このブログを読ませて頂き、
少しだけ心が軽くなったように感じました。
以前観た映画「Date with drew」→http://www.date-with-drew.com/
熱狂的なドリューバリモアのファンが、ドリューバリモアとデートする為に、あらゆる手段を駆使するという映画があるのですが…(ちゅっと危ない)
その主人公が最後に言ったセリフ
「Take the risk. I highly recommend it!」
(多分こう言ってたはずです。日本語訳は「リスクを冒そう!僕は強く勧める」となってました。)
を思い出しました。
着ぐるみ院長も捕まらない程度に、これからも冒険を続けて下さい。
Thank you, Pro !
I am living with big risks already.
Don’t forget this phrase “Take the risk. I highly recommend it!”
This is my opnion, too!