おれもふろっと。

 高齢者医学の勉強をしていたら「高齢になると若い頃と逆に精神が身体を引っ張るようになる」とありました。ふーん。そうかな・・・若い頃も精神が引っ張るのではないかい?

 気持ちが身体の状況を変化させるのは誰でも知っています。「病は気から」は大変な観察力の名言ですが、笑いの治癒力を生かして癌の治療に応用したり、白血球が癌をやっつけるイメージをもつ訓練をすることで実際に治癒力が上がるなど、気持ちが身体に及ぼす影響力を研究する精神免疫学という領域も盛んになってきました。

 憂鬱な気持ち、怒り、不満足な気持ちで毎日を過ごしていたら病気になりやすい。カテコラミンが出るから組織が循環不全になるなど色々理由は考えられますが、実際気持ちが晴れないというのは身体的に毒です。いい気分だと身体が軽い。ベータエンドルフィンが出ていると免疫力が上がるとかこれも説明できますが、ともかくご機嫌だと痛みでさえ軽くなります。

 「毎日上機嫌でいよう」これはもう大人の常識だと思いますが、実際はなかなか難しいのねー。机上のプランと実際の接近戦は違う。なんかいい方法はないか?

 そんな時ある本を読んでいていい台詞を見つけました。その本も常にご機嫌な人を見ていてそのヒントを集めてみたような本ですが、この台詞はいい。しびれました。それは・・・

 ぼくはひとりでいる時も誰かと話しているときも、
 少しだけ腰を振っている。
 すると、なんだか深刻になれないんだ。

 
おれもふろっと。

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腰ミノはつけん…多分

おれもふろっと。」への2件のフィードバック

  1. sega

    僕も赤子を抱っこしていて揺れているのですが、会社でも立っているときにはついつい揺れていることに気がつきました。これも腰を振っているのと同じ?? 「病は気から。」最近風邪気味というか、なんとなくカッタルイのは気のせいでしょうね。

    ぼくもふろっと。

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  2. decency

    コメント有難う。黄砂以来異様に花粉症というかアレルギーが増えています。それじゃない?

    返信

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