子供の肥満

 今日は休みでだ、だ、だーい絶好のゴルフ日和にもかかわらず校医をしている中学校の検診に行ってきました(泣)。1年生と3年生、450名(泣)。ほほ1日中(泣)。以前は聴診器をかけすぎて途中で耳が痛くなってきたのですが、この頃は面の皮とともに耳も態度がでっかくなり全然痛くないです。

 しかしやっぱり中学生を見ているのは楽しいです。1年生と3年生は成長著しい時期だけあって子供とおっちゃんぐらいの差があったりする。そういえば僕も1年生の時は3年生なんてめっちゃ大人に見えたなー。1年生はちょけぶりがかわいくて思わず笑みがこぼれる。

 しかし気になることがひとつ。ちょっと肥満の子が多いのです。特に男の子に。関取体格の子がクラスに3,4人。一時少なかったのですが今年は多いと保健の先生も言ってました。

 子供の肥満はそのまま半分以上が大人における肥満につながり、糖尿病の発生が明らかに多いと報告されています。関節のトラブルは勿論、喘息も肥満細胞の関与が言われていて発生率が増加する。いいことはひとつもありません。最近やっと校内は全面禁煙になったそうですが、禁肥満もしたほうがいいんじゃない、なんて言っていたのですが・・・

 あるお子さんは母1人の家庭で、しかもそのお母さんが全盲であるため勝手に食事を買っている、勿論好きなだけ食べている。注意しても難しいのだという話を聞きました。

 禁煙は自分の決心だけですが、肥満は家庭が関わってくるので克服はもっと難しいのかもしれません。でも長い眼で見ると寿命に関わってくるシリアスな問題で、真剣に取り組む必要があるなと感じます。

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腹へるもんな…

 

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