真夏の夜のジャズ

 昨日もお昼は夏だったですねー。ついなつかしのDVDを見てしまいました。「真夏の夜のジャズ」です。1958年のニューポート・ジャズフェスティバルと、同時に開催されたヨットのアメリカズ・カップのドキュメント。僕は3歳ですね。30年以上経ってニューポートを訪れたのですが、雰囲気はあまり変わってなかったような気がします。

 このフィルムはともかくお洒落です。DVD評は必ずお洒落、かっこいいというのしか書いてないですが、まあ、それしか言えん。ミュージシャンは勿論ですが、というより図抜けて観客がかっこいい。もーすごい!です。アメリカ人ってこんなに垢抜けてたっけ。アメリカっぽくなくヨーロッパの匂いがします。なんというか若いアメリカというのは本当に初々しい青年の雰囲気がしますね。甘酸っぱく若草の匂いです。みんなのどこかに触れてくる、柔らかい部分をついてくる、胸きゅんの雰囲気。

 ミュージシャンは映っている人よりももっといい人が沢山出ていたのですが、なんというか音楽的なものより他の何かが優先されたのでしょう。でもこの映画はドキュメントで、参加している聴衆の、街の映画と思います。ジャズとヨット、フェスティバルの雰囲気が主役です。

 実にクラッシックですが、完全に時代を超えています。真にかっこいいものは時代を超える。オールディズ・バット・ゴールディズ。上品で本物。見習いたい、是非。目指せ、クラシック。

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ぜひ見るべし!

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