抗加齢医学会の会長、慶應の坪田教授のモットーは「ゴキゲン」である。ゴキゲンでないと生きていても意味がない、またゴキゲンな人ほど長生きなのだ。坪田先生は本当にそれを実践している方で、ポジティブなオーラが全身からあふれ出ていて、近づくだけでこちらの口元も緩んでくる。これはリップサービスではない。本当に前向きで陽気なオーラに包まれている。
素晴らしいことだ。僕もそうありたいと思う。このご時世に…と思うが、不可能なことではない。
「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」という言葉があるがこれは本当である。また、微笑む、口角を上げると、それだけでセロトニンが分泌されることも証明されている。意識した表情、行動は精神状態にも影響を与えるのである。
だから上機嫌のふりをする。暗い顔をしない、スマイル、快活に喋る。そうすることで、気分が変わってくるのが判る。「無理」?そんなことはない。本当にそのつもりでやると間違いなく気分が変わってくる。僕が保証する。絶対明るくやろうと心に決めること。そいつが大事なのだ。
気分を変えるのは実はそんなに難しいことではない。考え方。坪田先生もコーチングを受けているのは間違いないと思うけど、考え方なのだ。そういった自分でありたいと意識することが基本なのだと思う。
イギリスにおいて最も尊重されるキャラクターは「常に一定の気分でむらがないこと」だそうだ。そのベースの気分が上機嫌だったらみんなを幸福にできる。そういう人に私はなりたい。
この人です。