フランシス・アルバート・シナトラ

 おお、やっとここまでたどり着いたぜ。先週は夜の打ち合わせとかの仕事が軒並み並んでいて、眠くて書けなかったのでございます。ひーひー。で今日日曜は久しぶりに気分転換だー、やるぞ!ゴルフ!だったのですが・・・・結構悲惨でした。

 六甲国際東コースというのは結構難しく、今週から女子プロの公式試合も行われる(前の組は予選から出るプロが練習ラウンドをしていました。福嶋晃子に似ているなーと思ったら妹さんでした)くらいですが前はハーフで40台も出ていたのにな。今日は出るわ出るわOB、池ポチャ、ついにはシャンクという具合で精根尽きた。ゴルフが下手だと何か自分の全存在が否定されたような悲しい気分になってきます。まあたかが遊びに何言ってるの、という感じですが。

 しかし気分が悪い。こんな夜は何を聴くか?あるんだな、これが。「フランシス・アルバート・シナトラ・アンド・アントニオ・カルロス・ジョビン」というボサノバ・アルバムです。フランク・シナトラですが、このアルバムに限ってフルネームです。意味があるのかは判りません。シナトラは他にいっぱい有名なアルバムがあり、これはすごくマイナーですが、すごく素敵です。ジョビンは2曲ほどディエットしていますがあまり目立ちません。ポイントはアレンジャーがクラウス・オガーマンということで、僕は彼のストリングスアレンジ(弦楽ですね)を溺愛しています。何か彼の音はぼくをどこか遠くへ、空気の美しい、草の匂いのする、涼しい夢のあるところへ連れて行ってくれるのです。

 シナトラはいつも同じ。何を歌っても。でも彼の声はなごみます。僕は女性の声より渋い男性の声のほうに慰められ癒されるのです。ひょっとしてちょっとまずい性癖があるのでしょうか?ジャズボーカルは絶対男のほうがよくて、なにか人生つらくても何とかやっていけるよ、と言われているような気分になるのです、誰であろうと。やっぱりおかしいか。まあいいや。

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ジャケはパッとしないな、まあいいや。

 

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