今日はまたゴルフに行ってきました。大学病院時代の気の置けない仲間と一緒だったので本当に楽しかったのですが、僕のティーショット(第1打ね)は暗く長いトンネルに入ったままでした・・・。リカバリーショット、アプローチ、パットで何とか拾っていってたのですが、ついに耐え切れずOBも連発、悲惨な結果に。明日クラブも靴も全部捨てる予定です(今のところはな)。
ひどい傾斜からパチーンとナイスリカバリーを打っていたら後輩が、
「先生の人生のようにナイスショット!ですね」(もちろんお世辞)
「そんなわけ無いだろー。でも言うならば人生はリカバリーショットだな」
「そうですねー。でも後ろへ打たなあかん時もありますしね。OBのほうがましとかね」
「打ち直ししたいって気持ちに時になる」
「そうそう」(自分の人生を振り返り深くうなずく後輩)
人生はリカバリーショット。開業して10年になるが、今までのが第1打としたらまあ何とかフェアウェイにボールはある。しかしドッグレッグでグリーンは見えない。リカバリーではないが難しい第2打という局面か。最近仕事で新しい流れが明らかに僕を運んで行っているのが判る。どの方向に打てばいいか見当がついて、すでにスイングは開始されているのである。ゴルフのセオリーではこの段階ではもう何も考えず自分を信じて任すということになっている。後はボールをよく見て、力まないで、軸がぶれないように。
帰りはいつものようにオープンで帰る。午後7時でも空は明るく芸術的に入道雲が浮かんでいる。「美しい雲」ってのはサガンだったけ。人生でも美しい雲が見れますように。あなたも僕も。
I LOVE IT