パワーリハビリテーション学術全国大会 in 札幌が終わりました。いやー、充実していましたが、ここに至るまでは忙しかったな。みのもんた状態です。今回の大会はパワーリハビリテーション大阪支部長になったので色々本部の人、他の支部長との顔合わせに加えて、何年ぶりかで自分で演題を発表することもあってここ1週間、頭の中はパワリハ1色(でもないか)。しかしアンチ・エイジングとパワリハの接点ははっきりわかったし、これからの進む方向が、霧が晴れて山頂がくっきり見えたように思います。
久しぶりの発表はとても楽しかった。大学病院時代から僕は学会が好きで、会場が大きいほど、聴衆が多いほど、質問が多いほど燃えるタイプです。人前で話す機会は開業してからも結構ありましたが、学会発表は10年ぶりくらいですかね。しかし内容も突かれるところはあまり無いと分かっていたし、会場も小ぶりで、なんと言うか全く原稿無しのフリーハンドで話したのですが、全くあがらず心拍数も全然変化していないのは自分でも驚きでした。
1週間の突貫工事でまとめたのですが、まともな質問も2人の方にうけたし、座長からも好評で「続編を期待します」と言われ、会場の外でも「名刺をいただきたい」と言われ名刺を交換させていただいたりとまあ好評であったようです。あっ、タイトルは「パワーリハビリテーションと鍼灸治療の相乗効果」です。パワーポイントはホームページにアップしときますので興味のある方は見てください。
学会に行くとこういう場で発表しようとちゃんと考えて日々働いている人に会うことが出来てとても刺激になります。アンチ・エイジングと関連付けている九州の加倉先生、心臓・呼吸リハビリテーションに革新的な方法でパワリハを取り入れている山口の大多和先生とお知り合いになりとても刺激を受けました。井の中の蛙はイカン。両先生も言われていましたが、自分の成績を引っさげていろいろなところで他流試合をすると考えがどんどん広がっていきます。
うちのスタッフもどんどん外に出て行って欲しい。小さくかたまらないように。今までも言っていますがもっとお尻をたたかなくっちゃ、と思う大会でした。