デイサービスの管理者、マラソンマンK君から連絡がきた。
「大阪府から事業所評価加算を 算定できるとの通知が来ました!」・・・事業所評価加算とは何か?
下記の3つを満たす事業所に介護保険上の請求に加算が認められる。
①利用実人員数が10人以上であること。
②評価対象期間内に選択的サービスを利用した者の数/評価対象期間内に介護予防通所介護又は介護予防通所リハビリテーションをそれぞれ利用した者の数≧0.6。
③要支援度の維持者数+(1ランク改善者数+2ランク改善者数)×2/評価対象期間内に選択的サービスを3月以上利用し、その後に更新・変更認定を受けた者の数≧0.7であること。
ややこしいが、デイサービスに行くことでその方の介護度が軽減されたという客観的証拠があるということを示す。パワーリハビリなどの効果がちゃんと上がっているという確固たる証拠。
大阪府でデイサービス、デイケアなどの通所サービス事業所は1400くらいある。その中でこの加算が認められたのは100程度である。僕たちの地域である城東区では2か所だけであり、しかも昨年からこの加算が始まったのだが、2年連続なのはうちだけ!なんだなぁ。
昨今僕たちと同様マシントレーニングを取り入れているデイサービス、デイケアが増えている。だけど高齢者におけるマシントレーニングは若い奴と同じでは絶対にいけない。危険なだけ。歩行能力は筋力ではない。関節のポジションであり、そのための有効な筋肉の使い方なのである。
少し筋力が上がればそれなりの改善が見られるかもしれないが根本的な解決策ではない。そういったちゃんとしたセオリーがあるのだが、果たしてどれだけの事業者がそれを理解してやっているのだろうか?びっくりするくらいお粗末とはっきり言ってしまおう。
利用者さんにとってもスタッフにとってもグッニューース!でした。3年連続を目指し工夫していこうね。
P.S.
ドクターデヴィアスという化粧品会社の広報誌 orga world にインタビューされたのが載りました。今の抗加齢医学のごくさわりをお話ししたのですが、うまくまとめて下さっています。カメラマンの方も来てバシャバシャ撮って行かれたのですが、載っている僕の写真を見ると、ベストの顔がこれかと・・・・ガクッ。現実を見よ。