007

 どうもやたらやることが多く、ブログ書くところまでなかなかたどり着かない。考えてみると僕が今までの生涯で最もハイブロウなレベルの本を読んだり映画を見ていたのは17才から20才くらいの頃か。なんというか行動も速いというか、実感的に使える時間が豊富だったからという気がする。余暇が文化を生むのか?今は仕事に追われる独楽鼠みたいなもんだ。なさけねー。

 疲れると頭を使わないで済む体験を好むようになる。この頃車で聴くCDも軟弱です。今夜は007-ジェームスボンドのサントラ集。

 僕は父親が映画好きなせいで小学生の頃からいわゆる大人の映画をよく見ていました。森繁の「社長漫遊記」とか「駅前」シリーズとかも。007も勿論第1作の「殺しの番号」から見ていて、タイトルバックで3人の黒人がシルエットでジャージーな音楽にあわせて歩くシーンを今でも覚えています。勿論!007はショーン・コネリーしか考えられない。

 僕の持っているCDはよく出来ていて、あのいかしたテーマは勿論のこと、相当新しい作品も入っています。イギリス製。久しぶりに通して聴いて、今まで一番の名曲は「ロシアより愛をこめて」だと思っていたのですが、実は一番好きなのは「サンダーボルト」だと気がつきました。トム・ジョーンズ熱唱!あとシャーリー・バッシーの歌う「ダイヤモンドは永遠に」とかルイ・アームストロングの「愛は総てを越えて」、ナンシー・シナトラ!「007は二度死ぬ」(日本ロケのやつね)とかね。

 冷戦時代も終わりスパイ物は流行らなくなりましたが、あんなにワクワクしたお話はもう出来ないのでしょうか?007で見たアストンマーチンDB5はいまだ僕の知る限り最もカッコのいい車ですが、何はともあれ憧れの目で見てしまうようないかしたスパイ映画をもう一度作って欲しいものです。今の時代だとパロディにしかならないのかな。

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はげてもかっこいいけどね、これ!

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