昔の友達と会った。
彼とは中学1年生の時一緒に自由研究をしてからだ。かれこれ45年かぁー。ずっと東京勤めだったが大阪に戻ってきてから時々会っていた。今回は数年ぶりだ。あるコンサートのチケットが手に入ったので一緒に行けへんか?という誘いがあり、それをきっかけに会うことになった。
彼との共通点はロックミュージック。
小学生の時、モンキーズ・ショウで洋楽に目覚め、中学入学してビートルズのOldies(ベストアルバムです)の貸し借りでロックファンの仲間ができ、それから幾星霜。70,80年代のロックミュージックについて話せる仲間は僕の周りに今はおらず、彼も同様の状況だったので、その話をしたい!会おうぜ!ということになった。最近Kissのコンサートに行ったらしい。「Kiss!? 今でも火とか吹いてんの!?」 「おお、吹いてたぞ、白塗りやから年が分かりにくい、若いなーと思ったけど大画面に映ると首筋に年齢が出るな。でもまあ単純に面白かったよ」
彼は全然変わっていなかった。ほら、あの曲!と言って必ず出だしとかサビの部分をワンフレーズ歌うのだ。考えてみると僕もティーンエイジャーのころから成長しているとはとても言えない。3時間半、近況なんかはさらっととばしてカウンターに座って99%昔のロックミュージックの話に終始する。店の方が呆れて音楽を80年代ロックに替えてくれたくらいだ。
で、協議の末、栄えあるロックアルバム殿堂入り(順不同)は・・・・・
①レット イット ブリード:ローリングストーンズ これは二人とも大好きで文句なく一致。すべてが素晴らしい最高のロックアルバム。 ②ラバーソウル:ビートルズ 彼のひいき。僕も最近聴いてあまりの古びなさに驚いた。個人的にはリボルバーもかなりいい。 ③ シカゴの軌跡:シカゴ 学生運動の匂いのプンプンするファーストアルバム。文句なく一致。シカゴはせいぜい5枚目くらいまでで、この1枚目に衝撃を受けたファンはそこらへんで脱落する。ポップなシカゴなんて・・・。 ④フーズネクスト:ザ・フー 彼の一押し。僕は聴いたことがなかった。 ⑤血と汗と涙:ブラッド・スエット・アンド・ティアーズ 僕の好み。ブラスロックの最高峰。 ⑥アバロン:ロキシーミュージック 僕の好み。 「ニルソンにアル・クーパーにブライアン・フェリーやろ。ベー(僕は中高6年間そう呼ばれていた。理由は長くなるので省略)らしいわ」と軽蔑されるも「まぁ聴いてみる。他のことはともかく、音楽のセンスは信頼してるからな」とまけてもらう。 ⑦ネバー・ア・ダルモーメント:ロッド・スチュアート ガソリンアレイからスマイラーまでの4枚にロッドは尽きると一致。その中でも個人的に思い出の1枚。 ⑧デジャブ:CSNY 何を言うことがありましょう。 ⑨ジョンの魂:ジョン・レノン 何を言うことがありましょう。 ⑩Ⅱ:レッド・ツェッペリン これまた何を言うことが・・・・・その他、数えきれないくらい出たが酔っぱらったため覚えておらず省略。
面白かったのは、ベストアルバムが一番いい、このアルバムがいいというよりベストアルバム買った方がいいよというミュージシャン。 ①ビージーズ ②モンキーズ ③ドノバン がベスト?スリーで完全一致。でもいずれも大好きなミュージシャン。
ということで、最近まれな時間を過ごした。何でも新しいものに触れなければ感性は古びてしまうというのは判ってるけど、大好きだった、本当に素晴らしいと感じているもの、ことについて話すことはメッチャクチャ楽しいぞ。今度は音楽以外でもやりたいな。、
いいですね~楽しそうな先生の顔が浮かんできます。
気のあうひととの会話は数年会っていなくても話が昨日の続きみたいにつながりますね。
ところで一緒に行く(もしくはもう行った)のは誰のコンサートですか?
おそらく御明察!ポーーーーーールです。
いいですねぇ!I envy you!
He’s out there!
Yeah !! I am there !