昨日パワーリハビリテーション大阪支部主催で、フォローアップ研修と問題解決セミナーを行いました。パワーリハをやっているうちに疑問が出たり問題に直面したりする。そんな時に同じような立場で働いている人々が集まり、エキスパートに相談しよう、話し合おうという会です。
株)ケアパートナーから益富氏、酒井医療から宮田氏を講師に招き講演、その後マシーンを実際に用いての研修と、運営上の悩みや疑問を話し合う時間を作りました。大阪支部主催でも関西圏の広くから集まられ、最後まで熱心に質問されていた方は滋賀から来られた方でした。
話してみるとどの施設も同じような悩みを抱えておられ、テクニカルな面ではパワーリハの効果判定測定法のやり方(障害をお持ちの方が多く、やってみると条件によりかなりばらつく)、運営上ではスタッフが少ないこと(介護保険施設がほとんどで、パワーリハに限らず介護スタッフの少なさは全国共通)を多くの方があげられて、かなりホットに話し合いがもたれました。時間が正直足らなかったです。残念。
僕個人としては、パワーリハは効果があったとかなかったとかのレベルはすでに通過しており、なぜどのように効くのかという学問的な検証に多くの施設がむかうべきだろうと思っています。難しいけどね。
印象的だったのは、かなりご年配(70代だろうか)の男性が、以前はパワーリハのある施設の職員だったが定年退職した。しかしこんな効果のあるものはないと信じているので何とか広めたいし、そのためにまた勤めたい、そのため知識を深めたいと参加されていたことでした。
こんな方こそパワーリハの伝道師というべきでしょう。
この会は定期的に開いていく予定ですが、そのためにも考えなければならない課題も見えて大変有意義だったと思います。益富さん、宮田さんはじめ酒井医療のみなさん、有難うございました。当初から獅子奮迅の大活躍!ポジティブライフ君、ふわり君、ゴッドハンド嬢(と僕の友人は言う)、チャーリー嬢、お疲れ様でございました。またよろしくね。