連休も後半だそうである。こうはーん!?どこが前半だよ!?と毒づきたくもなる、暦どおりの生活ですが、それでも今日から4日休みだと思うと、なにか急に予期せぬ臨時収入が入ったような、突然予期せぬ人から好きだといわれたような(学園もんか!)心温まる日々でございます。
さーてと、と言いながら実は宿題山積みで、このままホンワカしていると前日に大慌てになるんだなぁー、これが、と大人の分別はあるのですが全然実行できない。普段読もうと思っていた本を片っ端から読もう、とりあえず今日は。
で、さっき読み終わったのが奥田英朗氏の「サウスバウンド」です。評判大変良く森田芳光監督で映画化もされるようで(豊川悦治君主演ですが期待できそうな気がします)、いや予想より遥かに素晴らしい本でした。ストーリも何も、とにかく読むべし、と思います。この本は僕の本棚の「相当お気に入り」の段にランク入りが決定しました。
この前ひろさちや氏(仏教学者です)の「狂いのススメ」という本を読み、これもまたランク入りしたのですが、何か共通点がある。
ひとことで言うと既成概念にしがみついていることの馬鹿らしさ、でしょうか。よく考えると気がつくことなのですが、日常生活に流されていると、ほとんど何も考えない。そのまま引き返すことがかなり難しい地点まで来てしまう。
他人の、世間の考えで生きてないかな?本当に自分のしたいことかな?属している集団が基準じゃなくて、自分自身が唯一の基準だぞ・・・
自分を知るのが一番難しいという説もありますが、いやなに、シンプルに素直になればいいのよ。余計なこと考えないで。
実行できるでしょうか?
パイパティローマ!(読んでね)