この9月は連休をつぶして東京までセミナーに行ったり、ちょっとした会で2つほど発表があったりして物理的にも精神的にもあまり余裕が無かった。で終わった訳ではなくまだ2つあり、外来も寒くなって患者さんが増加気味で終わるのも遅くなり、疲れて家に帰ればただ寝るだけという、最近僕には珍しくローエネルギー状態が続いていたのであった。
風呂から上がってボーーーとしていたら月が明るい。ニュースでスーパームーンだと言っていたなと思い出しベランダに出る。夜目にもわかる鱗雲の間をいつもより大きめに見える月が煌煌と光っていた。夜風が気持ちいい。いただいた焼酎があったのを思い出し、お湯割りにしてちょびちょびと飲んだ。30分ほど外にいたらエネルギーが回復してきたのがわかった。
抗加齢医学会では健康を保つのに留意する事項として ①運動 ②栄養 ③ゴキゲン をあげている。①②は誰でもわかっている。③であるが、気分は風まかせ、だって自分でどうしょうもないじゃない、と思ってる人が多いのではないかな。なんとなく疲れている(これはほとんど精神的ファクターだ)、気分がアップしないとき、そのままにしないで上げるようチャレンジしようというのが今回の趣旨です。
月を見れば回復する程度ならどうってことないが、もっと重症な時、視点を変えるのが一番ポイントだ。これにはアドラー心理学とか仏教とか、ちょっと捜せば説得力のある本が何冊も見つかる。そのフレームを持っていれば深い井戸に落ちることは無い。
で積極的に快楽を捜す。小さなものから(村上春樹氏によれば小確幸)大きなものまで(これはかえってエネルギーを吸い取るかも)この世は捜せば快楽、悦楽に満ち満ちている。何もしないで寝ているのは本当にもったいないことだ。
突然捜しても見つからない。かえって疲労が増す。手持ち、引き出しを多く持っていることが肝心だと思われる。そのために人生はあるんじゃないかと思う。こうすれば気分は回復する、そのカードを多く持っている人は強いね。
オールマイティのカードは待っていても来ないぞ。若いときは向こうから転がり込んでくるチャンスもあるだろうが、ある年になると能動的に動かないとカードはつかめない。「果報は寝て待て」という諺があるが、そうしていると寝たきりになるだけです。
池岡先生、お久しぶりの更新ですね。毎日アップデートを確認していますので、なかなか更新されないな、どうされたかなと心配しておりました。
今回のテーマも奥深いですね。私もいろいろ試していますが、なかなか。。修行の毎日です。
流行りのアドラー、私も本を読みあさっています。見方を変えることは確かに効果ありますね。
更新楽しみにしております。
Sega君、どうもコメント有難う。
更新しないとなんとなく気になるんだけど、そこまでたどり着くのはエネルギーがいる。
でもこれも視点を変えると簡単かもね。
自分のためにも(アウトプットは大事だもんね)頑張ります。
P.S.もう手に入りにくいかもしれないけど家庭画報の5月号にうちのクリニックが紹介されています。
また機会があったら見てね。
池岡先生、お疲れ様です。
私は池岡先生に会える日はゴキゲンになります!
なので、池岡先生も私と会う日はゴキゲンだと信じています。。。笑
そして実は私、顔に似合わず天文部に所属していた事があります。笑
なので、意外にも天文の知識があります。
主に星雲星団というジャンルの専門でしたが、星雲星団は肉眼では見れませんが
写真とかで見るととても綺麗で神秘的です。
もし時間があれば一度ご覧頂ければと思います。
種田君 コメントサンキュー!
天文!? 君がとてみきれいで神秘的なものが好きなのは知っていたけど
それは女の子だけだと思ってたよ。おお、悪い、悪い。
またいろいろ教えてください。