Night Safari in Osaka

3月の終わり、天王寺動物園の「ナイトズー」(そう書いてあった)に行ってきた。上の写真は通天閣をバックにたたずむ犀であります。定期的には開催されてないそうで、桜も満開、夜風も涼しく、総年齢150歳近い我々大人3人組はちょっと旅行気分でありました。

天王寺は高校が寺田町にあったこともあって10代の頃は近しい町であったが、大人になってからは滅多に行くこともなく、天王寺動物園なんぞ半世紀ぶりではなかろうか。久方ぶりに行ってみると進歩が見られるというよりも、やたら動物が亡くなったという掲示があったり(コアラも餌代が高くもうすぐ閉鎖するそうである)、展示や客の整理の仕方なぞゆるさが爆発していて、しなび具合があんまり昔と変わってない印象が。

しかし日もよかったんだろうけど本当に気分よく過ごせた。休みの日は何となく仕事のことが頭を離れず、何かしら自分にとってベネフィットのあることをやっていないと無駄な時間を過ごしたような気持ちがあったのだが、これはいかん!間違っている!

こういった自分を忘れる快楽の時間は実はすごく大事で、その時間が長いほどいい人間になれる気がする。

コリン・ウィルソンの「賢者の石」に「恍惚の餌で飼った鼠は長生きする」という文章がある。しかり。恍惚の反対語は退屈であろうか。長生きのために悦楽を探せ!それは近くにある、きっと。

Night Safari in Osaka」への2件のフィードバック

  1. 谷口アマ

    ナイトズーいいですね!チューンナップされて、益々いろんな悦楽にチャレンジされてるようで…さすがですね。かくいう私も、高知の大自然の中、子供達の笑い声にふと幸せを実感する時があります。または、1人で過ごす時間(マラソンや読書)の中でも、ふと幸せを実感できる時があります。業の深い僕にも、まだまだ悦楽が必要なようです。6月はお付き合い宜しくお願い致します。新たな悦楽…一緒に探しに行きましょう。

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    1. 池岡清光

      谷口プロ

      コメント有難う。悪人も反省する。
      安らかな生活を送られてるようで良かった。
      これからまた一段の飛躍を目指してくれ。
      また会えるのを楽しみにしています。

      返信

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