無視する人々(春なのに)

今日は暖かだった。夕方の散歩に上着を着ずにでる。数ヶ月ぶりだろう。加圧トレーニング用パンツをはいてその上に少し大きめのズボンを着用する。ウォーキング用の踵がういているシューズをはく。完全にトレーニングだ。愛犬の散歩でなく、僕に付き合ってもらってるようなものである。

 

夕方は頻繁に犬を散歩させている人々に会う。犬なり、人なりのコミュニケーションがかわされる。

 

僕は朝の散歩は、雨が降ろうが雪が降ろうが豚が降ろうが、ここ8年ばかり休まずやっている。時間帯は微妙にずれるのだが、だいたい朝お会いする人というのができてくる。その中で2、3人、ここ数年、時々会うのだが挨拶を交わさない人、というかみんな男だな、がいる。

 

何回か顔を合わせていると、そろそろ挨拶をしなくちゃな、というのが共通認識で出来てくるのがわかるが、それらの男の人たちは避けているのである。眼をあわさない。僕は自分から挨拶をするという行動に打って出るのだが、そのときはレスポンスがあっても、別の朝にお会いするとむこうからは絶対挨拶はなく、こちらがしない限り初対面の人々のようにすれ違う。

 

これってなに?僕が胡散臭いわけ?怖いわけ?自閉症なの?スポーツウェアを着てウォーキングをしている方もいるのだが、わけわかんねぇ。一見インプレッションはみんな似ているけど。つまり冗談を言っても反応に困られるような感じ。

 

まあいろんな事情があるんだろう。確かに俺は起き抜けで髪くしゃくしゃだし胡散臭そうに見えるかもしれんな。でもな、と俺は思うのである。大人の一つの尺度は、見知らぬ人とどれだけうまくコミュニケーションがとれるかということだぞ。みんなどう見ても僕より年長であるが、しっかりしてちょんまげ。

 

とはいっても、いろんな方がいるのがこの世の常で、それでこそ世界は面白いというのもわかっております。かくして翌朝も微妙な緊張感をやり過ごしてから出勤するのである。

 

 

 

挨拶しろよな!

 

 

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