裸と制服

僕は大阪府警交通機動隊の産業医をしています。もう9年目ですが月に1度出務して、健康相談というかメンタルも含め隊員の皆様の健康管理のお手伝いをしとるわけです。

 

最近はありませんが、以前は白バイに乗った若い隊員が、ドッドッドッとバイクの音を響かせて颯爽とクリニックに登場、用事を済ませて帰られることがありました。で、白バイ隊員というのがですね、若くてでかくてハンサムで、そしてあのブルーの制服を着用して来られるので、これがなかなかカッコいい。以前勤められていた女性が自称制服フェチで、白バイ隊員が来ると猫にマタタビ状態でした。うるさい、うるさい。

 

制服というか、ある職業や状態に付き物のスタイルというのはなかなか魅力的と思われます。医者も看護師さんも白衣やナースウェアだとすごく素敵なのですが、私服で会うとお互いありゃ?ということもよくある話だ(まあ僕は知らんけど)。スキー場でカッコいい彼も、町で会うと誰かしら、というのも常識であります。

 

数ある制服の中でも白眉は軍服と思われます。しかもできれば士官以上でしょうか。そういう軍服スタイルでカッコいいと思われなかったら、もう男として失格であります。何かしら規律の厳しい自己犠牲の強い感じの正義の職場、そういうオーラを纏うと、本当の中身はヘロヘロでもそういうのは完全に消されてしまうのですね。

 

だが、やはり我々は中身で勝負しようではないか。服のオーラに頼ってはいけない。風呂場でまる裸で出会った時も、相手にむむっと思わせるだけの気迫を漂わせるべきであります。

 

まっ、僕が白衣を着ないのはそういう理由な訳だけどね。ウソだけど。

 

制服フェチの方はここへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です