僕は週に1度、朝礼をしています。ほんの数分、お話をする。大したことが言えるわけではありませんが、ほとんどが僕より年下のスタッフに対して、僕が感じていること、思っていることを知ってもらおうと思って、ネタを新しくそのために仕入れることはなく、心に浮かんだことを話すことにしています。
今日話したこと。 少しモデファイして。
「僕は、私は、落ち込んでいるの」、こういった台詞を聞くことがあります。誰でも落ち込むことはあるだろう。でもこれを人前に出すべきではないと思います。自分のしたことに対してふがいない気持ちをもちウンザリする、反省する、こういったことは一人誰もいないところですべきで人に見せるべき態度ではありません。ネガティブな気持ちは伝染するのです。
そして反省は3秒でいい。結論はわかっています。自己憐憫は無用です。文句を言ったり落ち込んだりする暇があるならアイデアを出そう。人生とはグッドアイデアをどれだけつないでいくかです。反省し、グッドアイデアを考え出す、その連続が生活を充実させるのです。
・・・その通りだ、と自分で思う。僕は沢山いいことを知っています。でも知っていることとそれを実行できているか、血肉化できているか、ということとはかなり隔たりがあります。司馬遼太郎氏の小説に出てくる台詞、「知識という石ころを心中の炎でもって溶かしているのだ」。これは知識を精神の中に溶かし行動のエネルギーに変えることが真の学問であると彼は言っているのですが、概念、知識として知っているだけではダメで、実行に移すことで初めて判っているといえるのですね。
・・・難しいことです。Sigh・・・(あっ、言ったそばから)。
言うは易し、じっと窓を見る