「ディア・ドクター」を見てきました。僻地医療がテーマのひとつですが、考えさせられる内容はもっと広く深いです。
ストーリーは書かないですが、医者とか医療のあり方に関してすごく考えさせられました。医療介護に携わっている方はまがうことなく必見!の映画だと思います。できるまですごく綿密な取材をされているのですが、この台詞は現場でやっている人からしか出てこない、という深い言葉が散在している。いくつかの言葉はいつまでもあなたの記憶に残るだろう。
医者のあるべき姿は?ってことを書くとややこしくなるので止めとく。ミーハーな話題を。
主役の鶴瓶師匠、いいです!前からなんとなく好きなのに、好きと言うのははばかられるって感じがしていたのですが、今は、おっさんの中では一番好きです。
そしてなんといっても西川美和監督の実力爆発です。重い話題なのに重くなく、暑苦しくなりがちなのに爽やかで、小うるさくなくクールで正確。音楽も非常に素敵です。彼女はこの映画を一部ノベライズした「きのうの神様」という短編小説集を出していて今年の直木賞候補にもなっていますが(忘れてた!是非読もう)、映像にもまして言葉、文章にすぐれている方のようです。彼女の前作「ゆれる」(こいつはいろいろな賞を総なめにしています)はオダギリ・ジョー主演!ぜひ見よう!
アエラのインタビューによると、彼女はこの映画を撮り終わった後、医療事務の学校に通おうとしていたそうです。いつまでも映画を撮り続けることはできないし確かな資格を得ておこうと思って、と言っています。ユニークです。忙しくなりそれもかなわなくなった様ですが、この才能を生かさないのは世界に取って損失でしょう。
先週、K医大の学生さんが二人、デイサービスの実地体験に1日来られました。この試みはもう5年以上になりますが、毎年彼らの素直さ、伸びやかさにちょっと感動を覚える。映画の鶴瓶師匠と瑛太君のスタンスのような感じです。
彼らには本当に是非見て欲しいです。
君たちは是非!
くるくるあるくでございます。
ディアドクター、是非見てみたいです。西川美和監督にしても、河瀬直美監督にしても、女性はパワフルですね。がんばらなきゃいけません。瓶師匠は、ドクター役ははまり役。ブラックジャックによろしくでも、小児科に研修に来た妻夫木君の研修担当医だったのですが、、、瓶師匠には号泣してしまいました。
あるく君、コメント有難う。鶴瓶師匠は確かに医者に適したキャラのような気がします。僕もキャラ変えた方がいいですかねぇ・・・
いえ、着ぐるみ院長はそのままでいらしてください。
外来での医師としての責任ある厳しいお姿も存じ上げています。が、
あるくは、良い意味で着ぐるみ院長に「先生」という遠い存在を感じません。それが、地域の皆様、そしてデイのご利用者様が「先生!」と目を☆キラキラさせておられるということ、、、そして、あるくがこの職場で頑張りたいと思わせている要因。
(ちなみにあるくは国会議員を先生と呼ぶのは大嫌いです。。。)
いつまでも、尊敬できるお医者さん、そして、お父さん、いやお兄さんのような存在でいらしてください。切なる願いであります。
照れるなぁ…みんな、だまされてると思うよ!