この土曜日は循環器学会地方会に出るため和歌山まで行ってきました。外来をヒイヒイいいながら1時前に終わらせ、おにぎりを2個まとめて口に突っ込み、半分ずれ下がったズボンのベルトを締めながら革靴をサンダルのように引っ掛けて、倒れこむように車に飛び乗る!(半分ウソ)
遅刻すると専門医の点数も取れませんが、飛ばしすぎると免許の点数も淋しいことになるので微妙なバランスのもとに運転しなくてはいけません。何も考えず車のCDをかける。
朝の雨はウソのように上がり初夏のような青空が広がっています。かかったのはスティービー・ワンダーのベスト盤でした。クレジットがないのですがヒット曲集じゃなく、アルバムの中でいいなっ!と思うような曲、バラード中心かな、を集めた、なかなかポリシーのある選曲。
久し振りに聴いたのですが、沁みました・・・。
スティービー・ワンダーはどう考えても天才で、僕の中ではビートルズ、マイルス・デイビスと並ぶ僕の音楽趣向タワーの太い基礎である方なのですが、他の人とはちょっと違う。
何が違うか考えていたのですが、彼の音楽は全く悪気がないのですね。人間のダークな部分がなく浄化されている。賛美歌のように聴こえます。人間に対する信頼を賛美するような。
ある種のダークさはスパイスでもあり魅力にも成りえますが、スティービーは全くディファレント。神のようだ・・・と思いました。水色に広がる水平線にかぶさるスティービーの声、確か「キー・オブ・ライフ」の1曲目のやつだったと思うのですが、突き抜けてます。世間なんて小せぇ小せぇ、小ざかしいことは止めましょう。
彼が盲目であることが音楽に影響を与えているだろうと思います。心の目で見ている、その結果が彼の音楽なのでしょう。何か今日でスティービー・ワンダーの音楽に対する感じ方が変わったような気がします。和歌山までいった甲斐があった。これが一番収穫だったかも(オイオイ)。
神だ・・・
こんにちは~またまた夏海です~
ほんとお忙しいというか、ハードな毎日なんですね~
私には出来んわぁ~って感じです。
スティービーワンダーと言えば「I Just Colled To Say I Love You」しか頭に出て来ない・・・
(他も絶対聞いたことあるはずだけど)
「I Just Colled To Say I Love You」に関してだけでも、聴いてて気持ちの良いメロディラインだし、声だし・・・
着ぐるみ院長のブログを読ませて頂いてなんとなく癒しに聴いてみたくなりました。
私は学生時代、バンドをやっていたのですが当時はビートルズ、ビーチボーイズが好きでしたね~
最近、ビートルズのリマスター盤CDが発売されたのを知って欲しくなったけどついつい他のものを買ってしまって手が出せず(^_^;)
私は昨日の夜から「Bay City Rollers」が頭にめぐってます・・・
夏海様
コメント有難う御座います。
ベイ・シティ・ローラーズ!「サタディナイト」でしたっけ、
残念ながらそれくらいしか知りません。女の子には絶大な
人気ありましたよね。
スティビーもそうですが、やはりチャーミングなメロディの力
は大きい。
最近だと誰だろう?邦楽も洋楽も出てこないや。
知らないだけでしょうね、きっと。
新しい音楽を聴くのも精神的若さのためには大事だなー
とは思います・・・でもあんまり興味ないや。イカン、イカン。