みんなのお話

 今日は春の陽気であった。

 しかし愛犬と僕は流行の胃腸風邪にかかったようで(犬は風邪を引かないとのことで散歩の途中で変なものを拾い食いしたのかもしれない)吐き気、下痢というバッドコンディションである。ともによたよたしながら散歩に出る。なんか1日眠たい。ひたすら読書に励む。

 数冊平行読みであるが、その中の1冊はポール・オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト①」である。なぜこの本を読もうと思ったか?内田樹教授のブログを読んだからである。

 こんどこの日本版の募集が行われるようだ。誰でも1つか2つ持っているウソのようなほんとの話を募る、それを本にする、誰でも考えそうなことだけど(話を聞いただけでも面白そうでしょう?)なかったんだなぁ、大掛かりなやつは。「死ぬかと思った」とか、体験談をまとめた本というのはあったっけ。しかし「信じられないけれどもリアルな真実」を一般募集して文学者が選ぶという趣向はなかったと思う。今から楽しみだし、自分でも何か書けないか考えてみよう。

 でこの本がオリジナルなのですが、印象はアメリカだなぁーということでした。強く国民性を感じる。アメリカが物語を語るのが私には聞こえたとオースター氏が書いていますが、確かに一般の方が書いている分、小説よりも多様でアメリカン・一般ピーポーの気質がよくわかります。ちょっと違和感もあり。

 日本版が出るときっとこちらの方が共感度が高いだろうし、驚き度も強いんじゃないかと思います。どういった形で募集されるのかまだわからないけど、すべての人の話を聞きたい。是非皆さん、書くようにね!

②を読むかはわからないなぁ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です