土曜日に「第6回北野心臓血管疾患研究会」に参加した。北野病院の副院長であり京都大学の教授でもある野原隆司先生が中心になって、主として京阪沿線の開業医が参加している病診連携の勉強会である。
僕はどういうわけか世話人の一人となっていて(なぜ僕がなっているのか本当にわからない)、第4回から参加している。城東区から世話人は僕だけで、他は都島区からI,F,Tの3先生(こういった勉強会では本当によく会う先生です)、守口市からK先生、あとは北野病院の野原先生、植山先生、春名先生といったところである。
講演前の世話人会でお話をしていたのだが、この4人の開業医の先生の博識なこと、勉強熱心なことには本当に驚いたのである。まぁ前からそう思っていたが。久しぶりにお会いしても全く衰えない向学心には心より御見それした。3人の先生は僕よりわずか年下であるが、知識を得ることに関して腹が据わっているのである。
昔勤務医だったころ、開業医の先生は何となく落ち着いてしまっているようにみえて魅力がなかった。貪欲さを感じなかった。そうはなるまいと決めて自分では努力しているつもりだったが、いやまだまだです。
で、溜りに溜まった医学雑誌を整理することにした。毎週、毎月来る医学雑誌が、目を通さないままで積まれていく。大体帰宅するのは9時半、そこから飯食って風呂入って、そこから勉強は正直つらい。でもね、それじゃだめなのよ。
必要な記事をスクラップするかPCにまとめていく。うーむ、やはり勉強になる。これを毎日やってりゃもう少しまともな医者になるじゃろうと思い、実際的なプランをいろいろ練る。実行は難しいかもしれん・・・しかし。
もう真夜中である。日暮れて道遠し。千里の道も1歩から。まっ、気長にしぶとく。
こういう感じね。