この10月4日は日野原重明先生の100歳の誕生日であった。
皆さんもご存じのように日野原先生は聖路加国際病院の理事長として現役でお仕事をされており、それ以上に種々のお仕事、講演等大変お忙しく過ごされている。今度抗加齢医学会のゲストスピーカーとして来ていただくのだが、会長がアポイントのお約束をした時、4年先までいっぱいとのことだったそうである(しかし来年の総会には来ていただくことになった)。
「食事では、30歳のときの体重を維持するために1日1,300キロカロリーまでと決めています。朝食はアップルジュースにティースプーン4杯分のオリーブ油を入れたもの。昼食はクッキー3枚と牛乳。夕食では週2回、脂身のないステーキを食べ、大きな魚は週に5回とっています。それからお皿いっぱいのサラダも。朝食をきちんと食べた方がいいという人もいますが、私の場合は夕食に比重を置いたいまのペースが体に合っているんです。」
(長寿の原則であるカロリーリストリクションを以前からされているわけである)。
日々の睡眠時間は4時間半、週に1度は徹夜をするという生活だったが、96歳にして徹夜をやめ、睡眠を5時間に増やした(睡眠時間の必要度は個人差が大きい。うまく午睡を取っておられる気がする)。病院ではエレベーターを使わず階段を上り下りする(ニッチな運動は必須である)。
「それから、新しいことにどんどん挑戦することです。人間には22,000の遺伝子があります。それを目覚ませるには新しいことを始めるのが一番いい。」
とまあ抗加齢医学の歩く教科書である。朝日新聞の誕生日記念インタビューを読んでいたのだが、驚いたことが一つ。
「どうすればチャーミングな笑顔がつくれるのか、鏡を見て練習しているの。笑いすぎると目がなくなっちゃうから気をつけないと。それから週1回、エステに通っています。ちゃんと顔のマッサージをしているからシワが全然ないでしょう。おしゃれ心も大切ですよ。今日は紫のネクタイに、ポケチーフをコーディネートしました。女性からも好評ですよ。」
うーむ。勿論露出の機会が多いからであろうが、100歳にしてこの感覚はやはり只者ではない。当たり前だが自分を見切ってない、こんなもんと思わず、100歳であろうが150歳であろうがちゃんと外見に気を配る男性。
おみそれいたしました。少しでも近づきたいと思います。
はっはー!
今晩は‥‥。
100歳に、おなりなんですねぇ。
30歳を機に徹底した自己管理をされておられますが
ストイックではなく楽しみながら、されておられるのが
70年間、継続の秘訣なんでしょうね。
新しいことに挑戦して行く好奇心と実践力は
年齢と共にフェードアウトしがちですが
私自身も、そういったアンテナは錆び付かないように
したいと思いますね~~^^
いくつになっても、女性の視線を意識されてる所も
若さの秘訣かと‥‥(笑)
まだまだ私も、女を捨ててる場合じゃ無いですね(苦笑)
ムーラン・ルージュさま
コメント有難うございます。
そうです、捨ててる場合じゃないですって!
年とともになおますます盛ん、とこういきたい。
枯れたりわびさびは100年早いです。
頑張りましょうね。お互い。