鍼灸をやったことがあるかな?患者さんに訊くと案外若い人がスポーツ外傷で受けていたりして結構興味を持っている場合が多い。ご年配はみんなOKかと思いきや「こわいわー」と言う人が案外多かったりして。
10年以上前は僕も、鍼灸って気休めじゃないの、安全なのかな(勤務医時代に中国針で気胸を起こして入院してきた人の主治医になったことがあったりして)と割と信用していなかったのね。
ところがだなー・・・・・・
きったない足の写真で恐縮だが、これは僕が自分で自分の足に鍼をうった証拠写真でござる。
僕は鍼灸の有効性に関して今や何の疑いも持っていない。これは経験上である。間違いなく効く。効かない場合、それは術者の問題と思う。
科学的な探究もよく行われていて、最近うちの鍼灸院のホラーK先生(可愛い女性なのにホラー映画が好き)の指導医であった明治国際医療大学鍼灸学部の鈴木雅雄准教授(何度かお会いしたがワーカホリック、向上心の強い、まぎれもなく突出した人の持つオーラを持った、けれど可愛い人)が、インパクトファクターの高いArchive Internal Medicineというアメリカの医学雑誌に鍼灸のペーパーを載せて結構話題になった。
僕は運動した翌日、結構足が痛むときがあるのでホラーK先生によく鍼をうってもらう。下半身がすごく軽くなる。ある日、鍼をうっていただいたことを全く忘れていて、なんか今日は足が楽だな、と思って突然施術していただいたことを思い出したくらいだからプラセボ効果ではない。
で、自分で好きな時にうてたらいいなと前から思っていたのだ。日本では法律上、鍼灸ができるのは鍼灸師と医者だけだからね。かなり以前、医療に鍼灸を使おうという試みをされている先生方のワークショップに泊まり込みで行った事もあるのだが、自分でうつ踏ん切りはどういうわけかなかなかつかなかった。
ところが、急に力が抜けてすーと出来てしまった。嬉しい。
で、今いろいろ工夫してやっている。ツボにうつのは難しいのでトリガーポイントをねらってるけど、うまくいくこともそうでない時もある。練習だなぁ。でもいずれうまくなると思うので希望者は予約しといてね!
院長先生、おはようございます。
鍼灸は幼少の頃から馴染みの光景で
私自身、まだ幼稚園にも行かない頃に
疳の虫で鍼を打たれてました(◎_◎;)…
普通の民家の一室が鍼灸院で、やたら怖かった記憶が‥‥^^;
疳の虫‥‥って
体の中に虫がいる訳ではなく、子供がわけもなく泣き叫んだり
ヒステリーのような状態になる事らしいですが
私、手のかかる子供だったようです( ´艸`)
我が家には、吸い玉を施術しに、吸い玉師(笑)が
来られていて、祖母や母の背中に鍼を打ち
電球のような丸い器をつけて、マッチで火を点けて
吸い玉カップの中を真空にするんでしょうね
祖母や母の背中から、どす黒い血が 吸い玉カップの中に
流れてくるんですよね(◎_◎;)…
こ‥‥これは一体、なんなんだ!!
と、ムーラン・ルージュ少女は、非常にビビったものです(笑)
最近は、食欲を抑える痩身鍼を耳に打ちましたが
これは、気休めだったように思います (; ̄ー ̄)
ムーラン・ルージュさま(PC開く余裕なくて遅くなってごめんなさい)
興味深いお話を有難うございます。
なんか横溝っぽい・・・。でも昔ってこんな感じでしたよね。
でも今の鍼灸は科学的で、鍼灸師さんもうちのホラーK嬢はじめ現代っ子が多くなってきました。
気休めと言わずまたご経験のほどを。待ってます。