MIKA BAND を聴いている。SADISTIC MIKA BAND ね。木村カエラが入った再結成じゃなくてオリジナルのやつ。20 SONGS TO 21ST CENTURY 21世紀への20曲というベストアルバム。
驚異! こんなカッコいいの、えーの? 1975年解散だから38年前のジャパニーズロックだけど、何ともイカシてる。まぁバックメンバーも高中正義、小原礼、後藤次利、今井裕、高橋幸宏と、僕ぐらいの年齢で音楽が好きな人ならみんな知っているだろう、もうレジェンドのようなスターばっかりだ。
僕が二十歳くらいにバリバリだったバンドだもんなぁ。どういうわけかその当時、あまり聴いた記憶がない。なんでや?わからん。有名な「タイムマシーンにお願い」「塀までひとっ跳び」は勿論、他の曲もおしゃれでキャッチーで、聴いていて元気が出てくるような明るいパワーに満ちている。
少し前、黒沢明監督の「隠れ砦の3悪人」と川島雄三監督の「幕末太陽伝」を見た。三船敏郎や昔のスターのかっこいいことに驚嘆!した。昔の男前は本当にカッコいいぞ。日本人離れしている、というのが褒め言葉かどうかわからないが、ちまちましていないスケールがある。それでモダンなのだ。SADISTIC MIKA BANDにも同じようなものを感じる。やるぜ!という自信に満ちた大人な感じ。今の日本人ってあおっぽくない?ナイーブだけど頼りない、優しいけどひ弱な感じ。昔というか、右肩上がりに日本が突っ走っていたころは元気だぞ。
MIKA BAND はコミックソングみたいなのもあって、そこも余裕だ。加藤和彦のしゃれっ気満載で、彼のソロアルバムはよく聴いた。今でも彼の音楽は好きだ。
僕の大好きな人、伊丹十三、景山民夫(この2人のエッセイ、「女たちよ」「普通の生活」他、が今の僕を作ったといっても過言ではない)、今野雄二(彼の音楽評論で今の僕の音の好みが形成された)と同じように、加藤氏も不遇の死を遂げた。なんで?わからん。鋭すぎる?彼らのようなセンスなく、野暮に生きる僕としては、彼らの作品を楽しみながらしつこく生きるのみ。 しかし昔の男はカッコいいな。
ひえーーーー。 「ホット・メニュー!」は彼らのサードアルバムのタイトル。
先日、生まれて初めてライブハウスに23年ぶりに再開した後輩に誘われるがままに行ってきました。
そこで感じたのは
「人は歌って踊って呑んで楽しんでいいんだ!」
という事でした。
しかもそれが楽しそうに歌っているボーカルと楽しそうに踊っている客を目にしてハッとするくらい新鮮に感じてしまったのです。
ちょっと仕事と親の介護に毒されすぎていたかな・・・とアンバランスな自分を発見しました。
やっぱり音楽っていいですね^^v
wakuwakuさま
コメント有り難う。
そうそう、思っているより人生は短く、考えているうちに人生の大事なものを取り逃がしていたりする。
楽しむことは実はかなり優先順位の高くあるべき行為ではないかと思います。
歌って踊って恋をして・・・と。達人じゃなかったっけ?
御無沙汰してます^^
サディスティック・ミカ・バンド、懐かしい~~
もう、大好きでした。
高校生の頃、友人に借りたLPで脳天直撃!!
まだ借りっぱなしで、押入れの奥にあるはず (;^_^A
「タイムマシーンにお願い」「 マダマダ産婆 」好きですねぇ
CD買って聴きたくなりました。
この曲も、好きだった。
http://www.youtube.com/watch?v=CK0MzYAPicg
こんなイカしたバンド、無いですよね
ムーラン・ルージュさま
コメント有難うございます。
いいでしょー、しかしいつも同じセンスを持ってられるようで
嬉しくなります。
「塀までひとっとび」個人的にはこれはかなり好き。
いかにも盛り上がりそうな曲で、ライブに行きたかった、と思います。
ミカバンドの曲、今聴くとなにかほのぼのとします。
時代かなぁー。