祭りのあと

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年1回おこなわれる抗加齢医学会臨床データ報告会が終わった。今回は幹事として半年くらい前からいろいろ用意していたのだ(2日にわたって開催するので、このハイシーズンに開催場所である六甲山ホテルを40室おさえたりね。大変協力的でフレンドリーな素晴らしいホテルです)。いざはじまると何かとおこるものだが、事務局であるヘルシーパスの皆さんとうちのスタッフのおかげで恙なく終わり、脱力感と充実感が残った。楽しかったねー。

この会の特徴は日々臨床業務に従事している開業医が、保険診療と別にリサーチを行って発表することにある。これはかなり大変なことで、僕はこの会に参加されているドクターの情熱とその優秀さにいつも大いに勇気づけられるのである。

1日目が終わって寝る前に博多のN先生とビールを飲みながら話したこと。彼は温厚な外観とは裏腹にスノーボードとロックミュージックが趣味で僕と同年齢。発表で自分を実験台に1日に何回も採血したデータを出していた。男性ホルモンを注射でうつ、軟膏で塗るといった場合の違いを唾液での濃度とかと比べて面白いデータを見せてくれた。

「えらいねぇ、医者の鏡!」 「そんなことない。でも面白いからね。おねえちゃんと飲むよりリサーチを考えているほうが楽しい」

正直なところちょっと僕も同意する。

「男性ホルモンうつとさ、どんな感じになるの?」「・・・・雑誌があって右に仏像の写真、左に裸のお姉さんの写真がある(どんな雑誌や!)とする。前はどっち見てもおんなじ感じだったんだけど(それはまずいで!)、うつと左の方に「いいね!」をつけたくなる・・・」

おいおい。しかしこんな話を聴けるのもこの会ならではだ。

常連の方々に加えて新しく参加された皆さん、一人一人に心から有難うを言いたい。そして明日からまた楽しく頑張りましょう。

そしてその中で一人、日本で間違いなく最先端の抗加齢医学を実践している川崎のH先生、待ってたよ、ウェルカンバック!

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