おお、雲が流れる、いや、動くのは雲か、我か・・・。
今日はお休みでした。いろいろ考えることあり身辺整理とお勉強。気になっていたことが少し整理できたのでまあ価値があったか。外には愛犬の散歩に出ただけでしたがなんとなく気分的にはメリハリがありました。
パラパラ見ていた医事新報に「笑い」についての記事がありました。落語家でもある(!)群馬大学脳神経外科講師の中島先生によれば、笑いには「微笑み,smile」と「笑い,laugh」があり、「微笑み」は人間の生命が一番安全であった胎児期、乳児期の環境が再現されると癒しがおこり、そこから来る本能的、受動的な笑い。「笑い」は母親の保護を離れて以後、自己に降りかかるトラブルに対応するため必要としたカテコールアミンなどのストレス対抗ホルモンの過剰分を放出したりエネルギーとして消費することにより、その猛毒性から自己を守る生体防御機構としてのより進化した能動的な笑いだそうです。
もともと有害物を食した時に吐き出す行為に由来するそうで、鼻の異物のくしゃみ、気管異物の咳と同じく防御反応なのですね。つまり笑いは生存のために必要不可欠である、と。
だから笑うと気持ちがいいのか。笑わしてくれる人は医療従事者であり、医者も患者さんを笑わせられるくらいでないといけないってことね。
ユーモアとは自分を笑えることだそうですが、やはり大人でないと出来ない芸当であり、しかも一番効率のいい健康法ってことだな。休みでぼんやりしているとこんなことが考えられるからいいです。時間の経つのがゆっくりしていますが、これが本来の自分のペースなのかもしれんと思う日でありました。
光陰矢のごとし