7割は弱気

神経伝達物質のセロトニンは最近いろいろ注目度が高い。

 

欝病では脳内のセロトニン不足が指摘されており、それの再取り込みを抑えてセロトニン濃度を上げることでうつ病を治療するSSRIは治療薬のファーストチョイスとなっている。アメリカではハッピードラッグとかとも言われている。セロトニンは心の平静さとか安寧だとか、そういうのに関係するのだ。また同じ意味で神経質さにも関係するといわれている。

 

セロトニン・トランスポーター遺伝子というのがあって、これはセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。当然、その変化はセロトニンのもたらす精神状態に関係する。この遺伝子は神経質さ、不安に特に関係することがわかっており、別名不安遺伝子ともいうのだ。

 

L型とS型があり、血液型みたいなものであるが、その組み合わせは神経質度に深く関係する。SS型は弱気で臆病、神経質。LL型は楽天的で強気。SL型は中間。

 

アメリカ人はSS型は20%程度だが、なんと!!日本人は70%がSS型らしい・・・うなずけるよなー。欧米の研究者にとって日本人は生まれつき臆病というのが定着しているとある本に書いてあった。いわゆる引きこもりは日本と韓国でしか認められないというのも関係しているのかもしれない。

 

でもね、もともとの遺伝子がどうであろうと環境によりその表現は変化するのだ。その影響の割合は4:6で環境が強いといわれている。遺伝子は参考、本命はやる気であります。だから生きる意味があるのだ。別に無理して強気になる必要はないけどね。

 

 

                こうなっとる(らしい)

                

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