心技体という言葉がある。ビジネスでもスポーツでもこの3つが揃わないと、とよく使われるが元々は武道の言葉です。メンタル・テクニック・フィジカルの三位一体が必要という、まあ当たり前のことですが、このうちどれが大事かというと最初に出てくる心、メンタル、感情面という人が多いようです。
これは僕も同感です。精神が身体を引っ張る。3つのうちどれかというとやはりハートだと僕も思います。でもこの言葉が大事なのは、この3つは互いに関連して存在するということですね。一つだけ突出するということは、ないわけではありませんが少ない。大本3つはかなり近いレベルで1個人に存在することが多いのではと思います。
医学的な意味では心と体の関係が大事なところですが、身体が弱るとやはり精神的にも弱るのですね。日頃健康な方がちょっと調子が悪いとすぐ弱気になるというのは皆さんよくご存知だと思います。
ご高齢の方がそれなりに身体の調子が悪くなると、やはり気持ちの上で弱くなるのはそれは仕方がないことなのですね。そしてリハビリなどで身体の動きがよくなる、投薬で血液検査の数値がよくなると、気持ちも晴れていい感じに穏やかになられる。メンタルを重視するあまり身体はそれについてくるとばかり思わないで、まず身体を何とかすると気持ちも変わるのです。
気力、根性ではどうしようもないところがある。特に高齢の方は。まず身体をちゃんとすること、それに気を使うこと。ボディ・メインテナンスは心技体のベースを支えるのです。すべての年齢の皆さん、まずは身体に気を使おう。それに投資しよう。長い人生、大きく差がついてきます。喫煙、夜更かし、暴飲暴食。まずいっすよ!早寝早起き、快食快便、ウォーキングにスイミング。笑うのはあなたです、火を見るよりも明らか。
ふっふっふ。