カテゴリー別アーカイブ: 日記

優雅な人生

 優雅に生きることは最高の復讐である-Living well is the best revenge.
この言葉は長いこと僕の座右の銘であった。40台に入り、なんやかんや忙しく、優雅という言葉からかけ離れた生活をしているうちにいつしか忘れてしまった。

 これはスコットとゼルダ・フィッツジェラルドの時代、彼らの友人だったマーフィー夫妻の伝記のタイトルだったはずだ。わかる人はこの登場人物の名前だけでどういう生活か想像がつく。

 実際の生活が問題ではない。大事なのは心がけ、志である。今日なぜかこの言葉を思い出し(実際の生活があまりに悲惨なせいに違いない)、そう、これよ、と深くうなずいたのである。

 問題:この言葉はどういう意味か?誰に対しての復讐なのか?
 
  ぜひ回答を。コメントを待っています。

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優雅に生きるのは大変だよ…

 

MRI music

 遂に脳のMRI(磁気共鳴画像法)検査をうけに行って来ました。眩暈は良性のものとの確信はあったのですが、3日たっても目だって変化なく、診察中に立ち上がるとちょっとふらっとするし、まさか小脳の梗塞じゃないだろうな、脳腫瘍だったりして、とか雑念が出てきたので検査を受けることにしたのです。

 MRIは結構多くの方が受けているのですが、音がうるさくて怖かったとか、落ち着かなかったとか言われる方が時々おられるので、どんなものか自分で経験したい気もありました。

 技師さんも「ちょっと音がうるさいですよー」といいながらセットしてくださり、いよいよ検査が始まりました。バンバンバンバン!という連続音が始まったのですが、それが全然うるさくない。普段からやかましい音楽を聴いているせいか、少しリズムが変化しながら破裂音が聞こえるとますますロックミュージックに聴こえてきて快適でした。僕、どうかしている?

 それも僕は横になるとすぐ目をつむってしまうという歩くお眠り人形なので、最後の5分間ぐらいは完全に熟睡していました。もっと寝ていたかった気がします。

 こんなのんきなことを書いているのも異常がなかったせいで、まあ一安心でした。しかし患者さんが経験する検査は一応は受けていたほうがいいなとは思います。血管造影はちょっといやですが。

 MRIのフィルムを見るまではちょっと心配でした。僕は患者さんに検査の結果を言うとき、
「○○さん(重々しく)…」「!悪いんですか!?」
「いや、全く正常」「あーびっくりした。先生いつもよりまじめな顔するからー。びっくりするやん!」
と脅かしていたのですが、もうやめます。

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I'm back

 また戻ってきてしまった…。当たり前や!ずーと休みでどうすんねん!と僕の中の生真面目和尚が叫ぶが休みの後は社会復帰しにくいです。とりあえずと・・・更新できてないのが気になっていたパールスを書く。そこでも書いたが眩暈がなぁ…もうひとつ本調子じゃありません。明日までもう少し様子をみよっと。でもブログを書いたり出来るのですからほとんど回復してますね。

 眩暈も初めてですが、大体アキレス腱を切ったりとかの整形外科的トラブル以外は僕はほとんど経験ありません。と思いながらも細かく検証すると一時かなり血圧が高くてちょっとまずかったとか、ピロリ菌を駆除しないと胃がんになる確立がかなり高い胃炎のタイプと診断されたりとか(いずれも現在ではクリアー)結構あったりするのですがほとんどは人に知られることもなく自分でも忘れてました。大体熱を出したりとかのトラブルも休みのときしかならないしね。不幸に見えないのです。

 しかし今回はちょっと考えたぞ。自己防衛をちゃんと考えないといかん時期のようだ。抗加齢医学もそのためにある。今回の休みはそのことを気づかせてもらったという事で意味があったな(ほかでもいろいろ楽しかったけど)。とりあえずI’m back. And business goes on as usual.

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不幸に見えない

 今日も忙しかった。これを読んでいる皆さんだって相当忙しいとは思うが、僕にはこのような1日が週に必ず1、2回あるのだ。

 朝7時半前に仕事場に着く。メールチェックをし、書けるやつは急いで返事を書き、今日はこれをやらないとケアマネージャーから殺されるかもしれない遅れに遅れている介護保険の意見書を書き飛ばす!怖いからやってるんじゃないよ。利用者さんのためだ。遅くなってすいません。

 8時半から心臓エコー検査をする。その後予防注射を2人。すばやくやって泣かないように済ます。そこから午後1時半までおしっこも行かず外来。ミネラルウオーターを3杯。昼飯を食う時間なく医師会の副会長、事務長と一緒に大阪健康科学センターに、今年の城東区健康祭りの医師会ブースでの展示ねたを仕入れに行く。メタボリックシンドローム、禁煙にしぼり、めどがついたのでほっとするがもう3時過ぎ。タクシーで寝そうになる。

 帰り着いたのは午後4時前で、法人本部で速攻ケーキを食う。2分。すぐ診療所に行き予防注射をし、外来。午後8時まで。ミネラルウオーターを3杯。その後意見書(ふえー)を2部書き飛ばす。9時前に建物を出る。

 不幸だ!不幸に違いない!しかし僕の昔から変わらない一つの特徴として不幸が表に出ないというのがある。医師会からあせって自転車で飛ばしていると知り合いの先生に会う。「真っ黒に焼けていつも楽しそうやねー。どこに遊びにいくん?」

 どこが!

 幸福なのに不幸にしか見えないというのよりはましか・・・

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名タクシー

 先日仕事で名古屋に行きました。旅行の印象なんてちょっとしたことで変わりますが、名古屋はタクシーの素晴らしさで、僕の心の中のベストテン上位に食い込む町となりました。

 4台、遠距離、近距離乗ったのですが、運転手さんが老若取り混ぜて礼儀正しく親切、感じのいいことおびただしい。やけに馴れ馴れしいとかそういうのではなく、decencyな感じで、仕事にプライドをもってやってるなーと感じさせました。くじ運が良過ぎたとも思えないですが。

 タクシー業界もなかなか競争がきびしいのかなとも思いますが、名古屋は今景気がよく、何かそんな余裕を感じさせる応対でした。飯を食ったところの応対も同じで、元気でやさしく礼儀正しい。道路も広い、ちょっと野暮ったいお姉ちゃんが多いのも素直な感じでええやん、ええとこやなー、名古屋のタクシー略して名タクシー、そのとおりやと、一緒に行った友人と感動を分かち合いました。

 大阪に帰ってきてまたまたタクシーに乗ったのですが、何か慇懃無礼で淋しいなー。やっぱりこんなところから街の復興は始まるんじゃないだろうか。

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それ以上のもの

 僕はいつも朝6時半に起きて愛犬の散歩に行きます。4年前に彼女は来ましたが、散歩できるようになってから朝はほとんど僕が連れて行っていて、行かなかったのは本当に数えるくらいです。

 朝の匂いは独特です。季節の変化が早く感じられて眠いのはいやですが散歩をやめる気はありません。で、ここ2,3ヶ月ほど前からよく顔をあわす人がいます。ビジネスマンですが僕より少し年配。いつも上等そうなスーツで姿勢よく歩く大きな人ですが、顔が愛嬌のある眼鏡面で、なんとなく好感を持っていました。こういうのはお互い判るもので、なんとなく挨拶し始めて、最近は時々立ち話します。

 今日は彼女が積極的に寄っていたので慣れた手つきで毛並みを撫ぜてられました。
 
 「犬は飼ってられるんですか?」
 「いや、飼ってない。」
 「慣れてられますよね。」
 「うーん、大昔シェルティを飼ってたんだ。だけど死んじゃってね。母親が世話をしていたんだが大変でさ。人間と同じで動かなくなってから寄り添うようにずーとしてて、これじゃまずいからってんで家族中で世話したんだけどね。死んじゃった。それから死ぬことを考えると飼う気がしないんだ」

 こう来ると返答できない。こいつは僕より先に死んじゃうんだなぁと何かのひょうしに思うと、いや考えるのはやめようとその考えを振り払う。逆かもしれないし。

 「そう思うと悲しいなぁ。長生きしてほしいです」

 彼は撫ぜるのを止めて立ち去りながら言った。

 「でもね、それ以上のものがあるね」

 愛するものがある喜びには、失う悲しみが必ず伴う。でもそれを恐れて愛さないのは臆病者?出来る時に後悔しないよう誠心誠意一緒に楽しい時間を過ごしてあげよう。

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一応合格

 抗加齢医学会専門医の認定試験に合格しました。専門医の試験は今年が2回目でまだ全国的に数が少なく、受験資格を得るのさえ結構大変なのですが頑張って受けてよかったー。これで晴れて「アンチエイジングに興味があります」と言えます。

 アンチエイジングという言葉は定着した感じがありますが、単に若く見られるということだけを主眼にした似非アンチエイジングがやたら多く、本来の、その年代にベストな健康状態を維持するための予防医学という面があまり省みられていないようです。人間の老化は止められない。しかし老化でも健康なものと不健康なものがあり、健康に老化している人は、結果として若く見られるということですね。

 アンチという言葉が問題で、ヘルシーエイジングという言葉のほうがアメリカでは多くなりつつあるという報告があります。老化、加齢を嫌がるのはおかしい。骨董品といえばなんですが、年月を経て残ってきたものの持つ深み、複雑さ、美しさを拒絶するのはばかげています。

 いかにうまく年代物の、飛び切り高価なワインやバイオリン、美術品に化けるか。そのためには病気になりにくい身体、なっても治癒しやすい身体、精神を作っていかなくてはなりません。それを研究、実践していくのが抗加齢医学ですので楽しいなー。

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 話は違いますが昨日の亀田興毅の試合、あれはないよねー。
 あの若さであんな世界に染まっていては未来は無い。

 

樹医志望

 昨日パールスにも書いたのですが、友達の植木君ともっと仲良くしたいなーと考えています。何にも知らんからもっと勉強せなあかんね。樹医(呪医じゃないよ)というのもあるし、通信教育でいけるみたいだから受けてみたい気も・・・しかし山積みのMUST DO書類を見るとあぁと思い、結局ふんぎりがつかん。

 問題:サボテンはどのようにして背が伸びるか?

 答え:これを見よ!法人本部にあるサボテンですが、頭の先からソーセージのようなのが生えてきてこれが太くなるのじゃ!

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右にチラッと見えるのがダースベーダーさんです

No Time !

 うーむ、時間がない。やらなあかんことがあると必ず他のことがしたくなる性癖を放置した罰です。と書きながらブログを書いているが、ここがあかんのね。

 早く僕の愛犬みたいにボーとしたいです。

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僕とジーンズと my honey ララ

ロックなロシア男

 日本の平均寿命が0.1歳減少した。インフルエンザの影響が考えられている。少し仕事があって世界の平均寿命を調べた。

 クイズ。次のうち、男性の平均寿命が最も短い国は?①アイスランド②バングラディッシュ③香港④ロシア⑤タイ

 答え。なんとロシアです。2002年の統計で58歳(女性は72歳)。

 驚かない?全然知らなかった。次に書くのはロシアの地域発展振興省のウラジーミル・ヤーコヴレフ大臣の話。

 2000万の労働可能男性のうち100万人は刑務所におり、400万人は軍役についており、500万人が失業中であり、400万人がアル中であり、100万人が麻薬常習犯である。男性の平均寿命は世界で122番目で、過去15年間で5年短くなった。ロシア人の60%までが老人、子供、身障者であり、このままでは半世紀後にはロシアの人口は30%少なくなる。

 ロシアの男性はたくさん酒を飲み、タバコをたくさん吸い、頻繁にストレスを受け、まれにしか医者に行かない。エイズ感染者もロシアは南アフリカと同程度。彼らには健康に配慮するという習慣がない。彼らは素敵な車と美しい女性が自分たちを救ってくれると思っているがそれは思い違いだ。

 ロックだなぁ…。知らなかったよ、やるなロシア。

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プーチン…