考えてみれば僕の足の障害というのは結構歴史が古い。20年位前に左足のアキレス腱不完全断裂。その3年後くらいに右股関節の捻挫。これが全部対側の関節に負担をかけていたのだろう、15年後くらいに全く対称的に右足のアキレス腱完全断裂、そしてリハビリ中に左股関節の捻挫と、まあ踏んだりけったりですわ。
もう何のかんの言っても歩くのはかなわんなーと思って3年も経つのか。
ちょっとした移動は自転車を使い、うっとおしいなと思いながらも日常生活は適当にこなしていた。というかゴルフもやっているし旅行で山歩きもしていた(どうして出来たのだろう?)し、まあなんとなく十分ではないながらも普通以上の行動範囲はキープしてきたわけだ。
しかしこれではいかーん、と考えを変えた。やりたいことがいくつかあるが、そのためにはしっかり走れる足腰が不可欠なのである。パワーリハも何とか時間を作り鍼灸、マッサージを受け、歩行のメカニズムに関して勉強しているうちにある変化がでてきた。特に最近新しいトレーニングを加えてからの変化が大きかったように思う。
8月に入ってから自分の感じとしてかなり自然に歩行が出来るようになってきたのである。ここ何年かの間で最も大きな変化である。痛みもマシになってきている。
なんというかこんな長い時間あまり変化しない状態の足でも、刺激を与えていくとやはり変化していくのだなと身をもって知る。
あきらめてはいけません。運命の女神はめげないでしつこく続けるものに微笑むのである。