1週間カナダに行っていました。「医療介護領域におけるコミュニケーション国際会議」(International Conference on Communication in Healthcare : ICCH ) に参加するためで、僕も少しお手伝いした演題がポスターの最優秀演題の候補に残ったので、その発表のある最終日までいたのだ。残念ながら一等賞はもらえなかったけど、行った甲斐のある実りある1週間でした。
開催場所はモントリオール。ここは8割の市民がフランス語が第1言語で、店に入ればまず「ボンジュール」が来ます。いいね。しかし我々は英語で話す(拙く)。するとすぐ皆さん、英語に切り替えてくれる。
そこで気がついたのが、ウエイトレスの人とか、ホテルのフロントの人とかの受け答えで、普通なら「OK」とか「Good」とか返ってくるところが「パーフェクト!」なのね。
「卵は何にします?」 「サニーサイドアップで」 「ソーセージ、ベーコン、ハムのいずれか選んで」 「うーん、ベーコン」 「パーフェクト!」 (俺ってそんないい選択したかしら?)
「メトロの駅にはどう行けばいいんですか」 「表に出たら左に曲がって、すぐの角を右に曲がるとすぐよ」 「出たらすぐ左ね」 「パーフェクト!」 (そんなに褒めんでも)
ちゃんとした場ではあまり聞かないので、カジュアルな言い方のようである。日本に帰って娘にこの話をしたら、娘の友人でカナダ留学経験者が数人、「パーフェクト」や「完璧」を相槌に使うので妙な気がしていたがこれで謎が解けた!と言っていたので、やっぱり影響されるんだな。
でもなかなか感じがいいです。いい気分になる。ちょっとしたことでも日常生活で褒めることって少ないからね。無表情に「はい」って言われるより、にっこり笑って「パーフェクト!」と言われると気持ちがアップします。明日からパーフェクトね。